Twitter(ツイッター)で身元がバレる可能性は高いのでしょうか?
ツイッターは身バレの危険がある可能性があり、気をつけなければならない点を探偵目線で考えます
世界的にとても人気のあるSNSでツイッターというものがあります。友達に内緒でアカウントを開設している方も多いのではないでしょうか?
Twitterは140文字以内で「つぶやき」を投稿するもので、画像や動画もアップロードできます。企業や有名人の公式アカウントも多数開設されていて、広告なども発信されていることは皆さんご存知の通りでしょう。
リアルタイム情報に強く、災害時の情報収集や身内の安否確認に活用される場合もあります。
そんなTwitterですが身バレしてしまう可能性が高いSNSなのです
ツイッターはパソコンからも投稿は可能ですが、基本的にスマートフォンでつぶやきをアップロードする人が圧倒的に多く、酔っぱらっている時などに他人を誹謗中傷するようなつぶやきを投稿してしまい、炎上騒ぎを起こしている場面を時々見かけることがあります。
この他、社員や従業員、アルバイトの方がお店で悪ふざけをしている様子を投稿し、後々ニュース記事になる事もありました。通称「バカッター」といわれる所以です。
炎上騒ぎになると「特定班」と呼ばれている探偵顔負けの方たちが、どこの誰なのか?を過去の投稿記事やアカウントを通じて調べに入ります。その結果、学校や勤務先、顔写真などが流出してしまうことになるのです。
インターネットに流出した個人情報は様々な形で拡散されていきます。ですが、収束することも早い印象を持っています。
ツイッターを通じて交流することは決して悪いことではありません。趣味などが合えば仲間も増えますし、ネット上だけの交流で意気投合した後に一緒にプログラミングなどの仕事をして報酬を受け取れる仕組みも出来上がっています。
ですが、やはり嘘を付いて近づいてくる人がいることも忘れてはなりません。
ツイッターで知り合った。実際に会ったことはない。
という相談者さんが時折組合にご相談に訪れます。
ツイッターで知り合った人に金品を送った。クラウドソーシングで共同作業したシステムエンジニアの副業の報酬を払ってもらえない、、、といったご相談もあります。
投稿する時はご自身の状態が冷静な時に
最近身の回りで変わったことはありませんでしたか?
女性のツイッターの投稿でこんなことがありました。
「夜、シャワーを浴びていたら水が出なくなったから水道局に相談したら、元栓が閉まっている事があると言われたので確認したら閉まってた!」
というつぶやきなのですが、もし、ストーカーなどの他人がこの女性の部屋番号を特定するために仕組んだ罠だったら、、、
階数は分かっているが、部屋が分からないというストーカーが仕組んだ巧妙な罠の可能性もあるのです。水道の元栓を確かめに部屋から出てくるのを目視するためや、ツイートさせることでツイッターアカウントを特定する為に行ったものですが、明らかな犯罪行為です。(ストーカーは後に逮捕されました)
他には玄関に死んだカブトムシなどの虫を置いておいて、その事をツイートするのを待つという罠もあったという報告を組合員の探偵事務所から受けています。玄関前の虫についてツイートすれば、部屋の特定や、ツイッターアカウントの特定が出来たことに繋がります。
身の回りであり得ない事があっても、すぐにツイートすることは止めた方が良さそうです。
ツイッターは特定される
もしも、犯罪を起こすようなツイートを投稿した場合、罰せられる可能性がありますし、絶対に特定されると考えてください。
インターネットは殆どの場合が追跡できるようになっています。使っている回線種類、スマートフォンの形式、ブラウザやOSのバージョンなどもつぶやきと一緒に送信されていると考えてください。
犯行予告などをつぶやいた場合、警察が捜査に乗り出せばツイッター社などを通じて通信記録を提出させて、その契約者をドコモなどのキャリアから聞き出せばいとも簡単に身元が判明してしまいます。
ですからツイッターを通じて犯罪行為を行うことは、自ら名乗り出ているのとなんら変わらないと思って下さい。
ツイッターはさまざまな情報が氾濫し、役に立つ投稿や面白い投稿もあり人気です。リアルタイム情報に強いことは前述した通りで事故、事件、災害の情報に強いことも人気の一つですが、その反面身バレしてしまう可能性も高いので注意が必要です。
当組合のTwitter
@tantei_tics
ソーシャルネットワークサービスの危険性